回胴遊商広報誌第121号
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49回胴遊商各支部の平成30年度沖縄のサンゴの現状等についてNPO法人 コーラル沖縄の成田 隆一事務局長から講習を受ける園児たち終了後に袋いっぱいのお菓子を受け取る園児たち屋上で熱々の昼食サンゴが人の体温で火傷しないよう素早く作業する園児たちサンゴの植付けを行う園児たち実施に先立ち、10月16日(火)には、宜野湾マリン支援センターにおいて、NPO法人コーラル沖縄の方々と当日のスケジュール表をもとにサンゴの植付け等の段取りに関する事前打合せを実施し、本番に備えました。本番当日となる10月18日(木)は、招待した宜野湾市内にある4つの保育園の園児たち55名が参加し、組合からは支部の組合員、執行部ら合計60名が参加して今年で11回目となるサンゴの保全活動を実施いたしました。サンゴの植付け前に宜野湾マリン支援センター内の研修室にて、沖縄のサンゴの現状、自然の防波堤となり豊かな水産資源を提供してくれるサンゴの役割やサンゴが壊滅状態に至った原因である「人類の活動による水質の変化や土壌流出」、「オニヒトデの大量発生」、「白化現象」をスクリーンに投影した映像を用いながら説明を行うとともに、豊かな生物環境の回復を目指して行っているサンゴの植付けによるサンゴ礁再生プロセス等に関する講習が行われました。講習終了後には、サンゴの植付け場所へ移動して全員でサンゴの植付けを行い、招待した園児たちは植付けたサンゴでたくさんの魚が住むきれいな海になって欲しいと願い植付け作業を行いました。植付け作業終了後、宜野湾マリン支援センター内において園児等とともに昼食会を実施し、園児達が元気に走り回る姿と無邪気な笑顔に組合員等の日頃の疲れも癒やされました。

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