回胴遊商広報誌第121号
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41回胴遊商各支部の関東・甲信越支部においては、昨年に引き続き、東遊商とともに社会貢献活動の一環として、平成30年11月18日(日)、銀座ブロッサム中央会館ホール(東京都・中央区)において、13時から行われた認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークが主催する第16回「オレンジリボン運動」の市民集会に参加しました。当日は、回胴遊商から26名、東遊商から75名、一般から349名の合計約450名が参加して行われ、プログラムは、児童虐待防止ネットワーク理事長の吉田恒夫氏の開会挨拶で始まり、来賓である厚生労働大臣政務官新谷正義氏の挨拶に続いて、左記のとおり三部構成で開催されました。第1部では、平成29年に虐待によって命をなくした児童ら(34事例、43人)の状況説明が行われるとともに全員の名前が読み上げられたのち、参加者全員による黙祷が行われました。その後、作曲家・サックス演奏の小林洋平氏による鎮魂の演奏が、ピアノの伴奏とともに行われました。第2部では、平成22年11月から「週刊少年サンデー」、「月刊少年サンデーS」誌上で、児童の虐待をテーマとして連載されている漫画「ちいさいひと青葉児童相談所物語」の取材・企画協力・監修を担当されているNPO法人埼玉子どもを虐待から守る会の理事である小宮純一氏による講演が行われました。第3部では、子どもの虐待防止を訴える「魂の行進」を行いました。順路は、京橋公園をスタートし、ゴールの日比谷公会堂前までの約2.8㎞で、決められたコースを1時間ほどかけて行進しました。参加者からは、「第1部での虐待によって命をなくした児童らの事例の説明はあまりにもショックで、何とかしてこの状況を変えられないものかという気持ちになりました」との声や、「第2部の講演での児童相談所や市、警察、行政などの活動の様子を聞き、それらの組織がもっと緊密に連携を取れる方法があるのではないかと感じました」との声をいただきました。東遊商とともに「オレンジリボン運動」の市民集会に参加ビブスを着用して行進する回胴遊商参加者両団体の参加者による記念写真会場受付付近に展示されたのぼり旗とポスターデザインの受賞作品関東・甲信越支部平成30年度子どもの虐待死を悼み、命を讃える第1部子ども虐待防止を訴える「鎮魂の行進」第3部講演「走れ!相川健太漫画『ちいさいひと青葉児童相談所物語』に込めた願い」第2部

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