回胴遊商広報誌第122号
10/17

26この日に開催された当組合の理事会開催前に、小川 多鶴代表から、2018年度の活動報告と今後の活動方針についての説明が行われました回胴遊商の社会貢献活動※団体名は略称で記載しております。 回胴遊商では、組合全体や各支部で行う社会貢献活動・環境保全活動に積極的に取り組んでおりますが、これらの活動の中で、社会貢献活動の一環として、(一社)アクロスジャパンに対し、平成26年から支援を継続しており、今年も同団体に100万円を寄付させていただきました。 同団体は、平成21年に設立以来、養子縁組による新しい家族づくりの推進と子育て研修の実施、予期しない妊娠などをした女性からの相談などに取り組んでいる団体です。 平成31年4月16日(火)には、組合本部(東京・台東区)において目録の贈呈式が行われ、大饗裕記理事長から、同団体の小川多鶴代表に目録が贈呈されました。大饗裕記理事長は、「アクロスジャパン様が取り組んでおられる妊娠相談、養子縁組の啓蒙活動、養親育成事業等の活動は、わが国ではまだまだ遅れている取組みであることをお聞きして以来、その趣旨に賛同して支援させていただいております。毎年、理事会開催の前に小川様に行っていただく活動報告では、同団体の活動がすばらしいものであることを感じておりますので、今後も支援を続けさせていただきたい」と、挨拶。 小川多鶴代表は「不妊治療でお子さんを授かったものの『子どもを育てるということを考えてなかった、生まれてみるとかわいいと思えない』などの相談や、障害を持つお子さんを受け入れられない、という葛藤相談が増えています。平成30年度に新法が施行され、私どものような養子縁組支援団体は許可事業者のみが行えるようになりました。当会もお陰様で東京都では2番目に許可を受け、日本ではおそらくたったひとつの、医療(産科医、精神科医)、司法、福祉との相互協働、連携を図り事業を進めることができております」と、同団体に寄せられる相談内容と養子縁組支援の現状を説明され、「回胴遊商様には、養子縁組という制度自体が国からも周知されず、このような支援は自分たちのポケットマネーでやらざるを得なかった活動当初から、『この取組みは、弱者にとって最も必要な支援である』として、心温かいご支援をいただいております。そのおかげで、今日のアクロスジャパンがあるといっても過言ではありません」と、回胴遊商の継続した支援に謝辞を述べられ、大饗裕記理事長に感謝状が贈呈されました。 また小川多鶴代表には、この日に開催された理事会の場にご臨席いただき、プロジェクターを使って、2018年度の活動について報告していただきました。(一社)アクロスジャパンへの寄付金贈呈及び感謝状の授与について当組合からの目録贈呈に対して感謝状を授与された大饗 裕記理事長(左)と(一社)アクロスジャパン小川 多鶴代表(右)

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る