回胴遊商広報誌第124号
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3新年明けましておめでとうございます。組合員の皆様には、ご健勝で輝かしい新春を迎えられたことと、心からお慶び申し上げます。また、日頃の組合運営へのご理解、ご支援に対しましても、厚く御礼申し上げます。昨年発生した新型コロナウイルス感染症は、全世界に広がり、その後、一向に衰えを見せず拡大の一途を辿っており、いまだに終息の気配すら見えません。これにより、世界経済全体が深刻な打撃を受けることとなり、また、人々の生活様式や働き方そのものも一変し、我々は未曾有の体験をすることとなりました。遊技業界においては、遊技場も休業を余儀なくされましたが、その最中に政府系融資の開始や規則改正等の前向きな変化もありました。更に、遊技場の休業に関しては、マスコミ等から注目され、多くの国民が法制度等を含め我々の産業について議論したことは、遊技産業の在り方や将来像について考えさせられた一年であったと思います。また、コロナ禍による混乱の余波を受け、昨年は、我々販売業者だけではなく、この産業に携わる大変多くの仲間を失った一年でもありました。組合員の皆様に福が舞い降り、上昇機運が訪れることを祈念し、「昇」の一文字に思いを込める組合運営に関して、平成30年度からの理事長就任以来、私の思いは、一貫して変わっておりません。それは、組合員の皆様の働きやすい環境づくりを最優先に考えるということです。販売業者の地位向上と社会的責任を果たすためにも明るい未来を信じ、諦めることなく邁進し、いま出来ることに真摯に取り組み、販売業者の「業の確立」を目指して更に積極的に行動してまいる所存です。また、辛く苦しいコロナ禍を乗り越えた方々とともに、「災い転じて福となす」一年となるよう、業界全体としての「産業の確立」も目指しながら、希望が持て、環境の変化に強い業界にしていかなければなりません。ニューノーマルの新たな年を迎え、組合員の皆様に福が舞い降り、上昇機運が訪れることを祈念し、その思いを「昇」の一文字に託させていただきたいと思います。最後に、皆様のより一層のご協力と深いご理解を賜りますようお願い申し上げますとともに、ご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。回胴式遊技機商業協同組合理事長 大饗 裕記2021年頭所感明るい未来を信じていま出来ることに真摯に取り組み、販売業者の「業の確立」を目指して更に積極的に行動する

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