回胴遊商 広報誌第125号
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東北支部では、社会貢献活動の一環として、平成28年から、(公財)日本盲導犬協会に、支部催事等で集めた募金を寄付金として贈呈しております。令和3年も引き続き、同支部から寄付金として10万円を贈呈させていただくこととし、同年、10月7日(木)、東北支部事務所において、(公財)日本盲導犬協会仙台訓練センター(スマイルワン仙台) 広報・コミュニケーション部の黒田匠様に、同センターの広報活動を専門に行うPR犬ファロ(メス・3歳)を伴ってお越しいただきき、寄付金目録の贈呈式を行いました。黒田様からはお礼の言葉を賜るとともに、「当センターは令和3年で開設20年目となり、20年間にわたり盲導犬の育成と無償貸与を通して、東北6県及び新潟県の視覚障害のある方のサポートを続けてきております。当センターの主な業務の一つは盲導犬の育成です。候補となる犬たちを訓練し、盲導犬としての適性を判断します。性格などが適している犬だけが盲導犬となり、適していない犬は一般のご家庭にお譲りしております。その犬が一番自分らしく、生き生きと過ごせるような進路を選ぶのも、我々の役割だと思っております。盲導犬として活動できるのは長くても10歳までです。2歳くらいで盲導犬になる犬が多いので、長ければ8年間ほどです。引退した盲導犬は、引退犬飼育ボランティアという、引退した盲導犬と余生を過ごしていただくボランティアのごまた、盲導犬は無償貸与となるので、盲導犬の育成費用をはじめ、諸々の費用のほとんどは皆様からのご寄付や、募金に支えていただいております。回胴遊商様からは毎年多くのご寄付をいただき、当センターの活動に役立たせていただいております」と述べられました。これを受けて、同支部の鈴木部長からは、「この寄付金贈呈は令和3年で6年目となります。例年チャリティーゴルフコンペや環境保全活動の際に募金を集めておりましたが、今回は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により事前にそうした支部催事を行えず、募金を集めることが出来なかったため、支部組合員の皆さんに了承をいただいた上で、全額支部予算から寄付金を支出し、贈呈させていただきました。社会や人のためとなる、とても良い活動だと思いますので、今後とも継続的に支援してまいりたいと考えております」との発言がありました。家庭に引き取っていただき、一般の家庭犬のようにのんびりと暮らしたり、引退犬のための部屋が整えられている『盲導犬の里富士ハーネス』で仲間たちとのんびり過ごします。正浩支(公財)日本盲導犬協会への寄付金の贈呈について (公財)日本盲導犬協会の仙台訓練センター(スマイルワン仙台)の黒田 匠様(右)に寄付金を贈呈する東北支部の鈴木 正浩支部長(左)贈呈式の後の会談の様子左から、柳 成浩副支部長、鈴木 正浩支部長、黒田 匠様、PR犬のファロ、佐々木 斉常務理事※団体名は略称で記載しております。広報活動を専門に行うPR犬ファロ(メス・3歳) 回胴遊商各支部の 令和3年度東北支部22社会貢献活動

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