組合紹介 [理事長挨拶]
理事長挨拶
遊技業界の生き残りをかけた正念場
昨年の遊技業界を振り返りますと、パチスロ機においては、新たな遊技性を目指した「ボーナストリガー」搭載機が実現の運びとなり、ホールにおいては、広告宣伝ガイドラインに続き、「専用賞品」、「貯玉・再プレー」のガイドラインが策定される等、大きな変革のあった1年でありましたが、一方で、新紙幣発行への対応等の負担も大きく、結果的にはファン人口およびホール店舗数の減少に歯止めがかからず、非常に苦しく厳しい1年でもありました。
昨年、遊技業界13団体は、業界のパーパスとして「遊びの力で、心を元気に。」を策定し、遊技業界の社会的意義を世に発信いたしました。遊技業界全体が同じ方向を向いて、パーパスを醸成しながら業界の地位向上を図り、社会的に必要とされる産業へと発展していくことで、産業全体の利益、業益を最大化していきたいと考えております。私は、業益の底上げこそが、組合員個社の収益を押し上げるだけでなく、「業の確立」や労働環境の改善にも寄与することになると信じております。
本年は遊技業界の生き残りをかけた極めて重要な一年になると思います。決して平たんな道ではございませんが、「何としてでもやり遂げる」という強い覚悟と信念を持ち、業界が一丸となって山積する課題の解決に努めてまいりますことをお誓い申し上げます。
回胴式遊技機商業協同組合
理事長 大饗 裕記
当組合理事長の大饗(おおあえ)の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合がございます。