私たちは主にパチスロを販売する商社で組織された事業協同組合です。

KAIDOU-YUSHO Cooperative 回胴式遊技機商業共同組合

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組合紹介 [活動計画・目標]

活動計画

令和7年度 事業計画

当組合は、昨年、創立30周年を迎えることができた。全国の回胴式遊技機販売業者が力を結集し、遊技業界に貢献できたことは誇りであり、組合員の努力と関係団体、機関の協力に感謝したい。

しかし、遊技業界は関係者の懸命の努力にもかかわらず、遊技人口、ホールの減少に歯止めがかかっていない現状であり、我々販売業者にとっても大変厳しい経営環境となっている。今年度も遊技業界が一致団結して、遊技人口を増やすため、まだ遊んだことのない人たちやスリープユーザーを呼び起こすための積極的なプロモーション活動を展開していく必要がある。

遊技業界は、これまでとかく負のイメージを持たれてきたことに楔を打ち、反転決起すべく、昨年には業界の総力を挙げて業界のパーパス「遊びの力で、心を元気に。」を策定した。遊技産業は国民に健全な娯楽を提供する、いわば社会に必要な産業であり、我々は遊技産業を誇りに思うべきである。遊びの力は人類にとって普遍的な力であり、遊びによって社会も遊技業界も明るくなることを願うところである。当組合は、業界のイメージをさらに向上することに少しでも貢献するべく、組合員に対する研修等にさらに力を入れて行くこととしたい。また、販売業者がメーカーとホールの間に立ついわば潤滑油的存在として、遊技業界全体が取り組む様々な社会的活動において欠かすことができない存在となるよう努力していきたい。

当組合では、組合員の中古遊技機流通及び認定申請業務における事務作業の負担軽減と業務効化を図るため、打刻申請等の書類提出に運用している「オンライン提出システム」の機歴管理システムへの統合及び保証書等のオンライン交付を含めた各種書類の電子化を進めていく。

回胴式遊技機においては、スマスロが順調に設置台数を伸ばしており、新たな遊技性を目指したボーナストリガー搭載機も登場するなど、今年はさらなる普及・拡大の年になることが期待できる。回胴式遊技機販売業者の組合として、組合員の力を結集し、特別会員、賛助会員の協力を得ながら、販売会社が遊技業界において欠かせない存在であると認められるべく努力し、「業の確立」をさらに前進させる年としたい。

活動目標

(1) 中古遊技機流通健全化のルールを厳守するとともに、適正な労働環境を創造する

中古遊技機流通健全化における当組合の役割の重要性を自覚し、健全な遊技機の流通を阻害する行為に対しては、組合として断固とした姿勢で臨む。

遊技機取扱主任者に対し、中古遊技機流通制度等に関する講習・試験を実施し、適正かつ確実に遊技機の点検確認を実施するための知識と技能の向上を図る。また、業界団体や製造業者から回胴式遊技機の点検確認の重点項目や不正事案等に関する情報提供を受けた際には、組合ホームページや機歴管理システム等に有益な情報として掲載し、速やかに組合員に発信するとともに、必要に応じ、組合としての調査を行う。

遊技業界の実態や組合員のニーズを把握し、法令や働き方改革に則った組合員とその従業員の労働環境の改善に継続して取り組む。特に遊技機取扱主任者の労働実態をできる限り正確に把握し、深夜、休日労働を少しでも減らすべく、労働環境の改善に向けて、関係団体等と調整を図る。

(2) 地域社会に貢献できる支部活動を推進する

支部として、これまでの経験を活かしながら各種会議、催事等を開催するほか、引き続き組合員同士の相互理解と地域の業界団体との連携強化を図り、地域社会に貢献できる支部活動を推進する。

地区研修会、支部会には行政担当官、業界団体関係者や弁護士等に講話を依頼するほか、特別会員、賛助会員の積極的出席を求め、支部会等のより積極的な運営を図るとともに、業界団体の会議等にも積極的に参加し、連携を強化する。また、各支部の地域環境に応じ、森作り活動、河川環境保全活動、サンゴ保全活動等の環境保全活動を継続して実施するほか、地域社会に貢献できる各種社会貢献活動等を展開する。

(3) 依存問題対策に積極的に取り組む

ギャンブル等依存症問題については、今後、我が国においてIR(統合型リゾート)が登場し、カジノが開業することに伴い、社会から再び注目されることが避けられない。このため、パチンコ・パチスロ産業21世紀会を中心に取り組んでいる情報発信を、当組合も組合ホームページを用いて積極的に進めていく。

また、認定特定非営利活動法人「リカバリーサポート・ネットワーク」に対する支援も継続して行う。

このほか、「幼児車内放置ゼロ」巡回活動については、巡回活動の啓発ツールとして組合オリジナルカレンダーを制作し、ホール駐車場の巡回に対する組合員の意識の向上を図るなど積極的に取り組む。

(4) 闇スロ等の撲滅を見据え、遊技機の適正リサイクルの推進と適正処理を徹底する

近年、違法な賭博であり、大きな社会問題になっているオンラインカジノ問題や、遊技業界が長年にわたり対策に取り組んでいる闇スロは、健全な遊技業界の発展にとって極めて有害な存在であることから、撲滅活動を推進するとともに行政の活動に協力する。

このため、支部会等の機会を活用し、不要となった回胴式遊技機を4号営業以外での使用や販売を目的としている者に売る場合には、事前に購入者の使用方法・使用目的を確認するよう周知し、「闇スロ」への流出防止を徹底する。また最終機歴の把握に必要な「回胴式遊技機処理管理票」の運用の徹底を図るとともに、組合員に対して、自社の倉庫等に保管している不要となった回胴式遊技機は遊技機リサイクル選定業者へ処理委託するよう促し、不要となった回胴式遊技機の不正利用や野積み(不法投棄)の防止に努めるとともに、適正処理のルール厳守について啓発活動の推進を図る。

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