環境2023年11月14日 231view
九州・沖縄支部が実施した宜野湾マリン支援センターでのサンゴ保全活動について
実施日:令和5年10月20日(金)
場 所:宜野湾マリン支援センター(沖縄県宜野湾市)
参 加:組合員28名
九州・沖縄支部では、平成20年度から、絶滅の危機にある沖縄のサンゴ礁を救う活動をしようと、継続してサンゴの保全活動を実施しております。
令和2年度からは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、参加者を少人数に限定しながら継続して行ってまいりました。令和5年度も施設側の要望もあって、令和4年度と同様に九州・沖縄支部の役員・委員会委員及び沖縄県所在の組合員の総勢28名で、令和5年10月20日(金)、沖縄県宜野湾市の宜野湾マリン支援センター(以下、センターという)において、NPOコーラル沖縄の協力のもと、今回で16回目となるサンゴの保全活動を実施いたしました。
当日、参加者は、センター会議室に集まり、和田 茂徳支部長の開会挨拶からセミナーが始まりました。和田 茂徳支部長は、「サンゴの保全活動は、皆さんのご協力のもとコロナ禍でも毎年継続して実施し、今回で16回目を迎えることができました。今後も継続して実施していきたいと思います」と述べました。続いて、NPOコーラル沖縄 事務局長 成田 隆一様によるサンゴの生態やサンゴ礁再生の取組みに関する講習を受講後、センター施設内の水槽に移動し、自らの手によりサンゴ苗100株を台座に固定する苗床作りを行い、水槽内に収めました。

開会挨拶をする和田支部長
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NPOコーラル沖縄 事務局長 成田 隆一様

講習を受ける参加者

水槽前で指導を受けている様子
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サンゴ苗は水中から外に出したり、長く触れているとストレスを感じるので、水中からサンゴ苗が出ないように工夫しながら、苗を台座に固定しました。

参加者は熱心に植付け作業を行いました。
この植付け後、これらのサンゴは、海底での生育に耐えられる位まで成長させた後、コーラル沖縄のダイバーにより海底に植付けられます。
今回初めて参加した組合員からは、「サンゴ苗を台座に輪ゴムで止める作業は、意外と難しかったが、これらのサンゴが大きく成長してくれることを期待しております」との感想があり、また、ダイビングを趣味としている参加者からは、「サンゴの生態や地球温暖化による海中の変化等についてのセミナーは、大変興味深かったです」との感想が寄せられました。最後に江洲 直樹総代の閉会挨拶で環境保全活動は終了しました。