環境2025年12月04日 18view
第18回九州・沖縄支部サンゴ保全活動
実施日:令和7年11月21日(金)
場 所:宜野湾マリン支援センター(沖縄県宜野湾市)
参 加:85名(組合員等29名、来賓5名、保育園の園児等51名)
回胴遊商では、平成21年度から毎年、各支部単位で地域に根ざした環境保全活動及び社会貢献活動を実施しておりますが、九州・沖縄支部では、他支部に先駆けて、平成20年度から、絶滅の危機にある沖縄のサンゴ礁を救う手助けをしようと、継続してサンゴの保全活動を実施しております。
令和7年度は、6年ぶりに参加を見合わせていた宜野湾市内にある保育園の園児たちを招待して、九州・沖縄支部の役員・総務委員会委員及び沖縄県所在の組合員に加え、大饗 裕記理事長と高谷 厚之筆頭副理事長、そして来賓として沖縄パチンコ・スロット協同組合より新垣 善彦理事長、島田 孝治専務理事、新垣 純一郎青年部会長、大城 照朝青年部副会長、九州遊技機商業協同組合の國分 寿人理事長にも参加いただき、総勢85名で、11月21日(金)、沖縄県宜野湾市の宜野湾マリン支援センター(以下、センターという)に おいて、コーラル沖縄の協力のもと、今回で18回目となるサンゴの保全活動を実施いたしました。

当日、参加者はセンター会議室に集まり、司会の長嶺 将光副支部長が進行し、まず沖縄パチンコ・スロット協同組合イメージキャラクターの玉三郎が登場しました。会場に姿を見せると、園児たちから大きな歓声が上がり、笑顔と拍手で迎えられました。その後の開会挨拶では、森山 正秀支部長が「九州・沖縄支部では、18年前に環境保全活動の一環として、成田事務局長にご協力いただきサンゴの植付けを始めました。園児たちには、今回の講習でサンゴも命を持った生き物だと感じていただき、すべての命を大切にするという教育の学びの場になれば良いと思っています。今回は組合員だけでなく、沖縄パチンコ・スロット協同組合様、九州遊技機商業協同組合様にもご参加いただき御礼を申し上げます。本日はよろしくお願いいたします」と活動の意義と関係者への感謝を述べました。続いて、沖縄パチンコ・スロット協同組合の新垣 善彦理事長より「サンゴについて勉強する良い機会になりますので、是非、一生懸命、話を聞いてください。また、この後は食事を用意していますので楽しみに待っていてください。本日はよろしくお願いいたします」とご挨拶をいただきました。

森山 正秀支部長の開会挨拶
続いて、コーラル沖縄 事務局長 成田 隆一様によるサンゴの生態やサンゴ礁再生の取組みに関する講習を受講後、センター施設内の水槽に移動し、自らの手によりサンゴ苗100株を台座に固定して、水槽内に収めました。

サンゴ植付作業の様子


子どもたちも一生懸命に植付け作業を行いました
植付け終了後はセンター内において園児等とともに昼食会を実施しました。帰りにはお菓子と文具のお土産セットを渡し、園児たちの元気な声と無邪気な笑顔に組合員等も日頃の疲れを癒やされました。

昼食を準備する様子

園児たちは和気あいあいとしながら食事を楽しみました。
最後の閉会挨拶では、林田 伸一副理事長より「この度は、私たちの活動の趣旨にご賛同のうえ、ご参加くださりありがとうございました。保育園の先生方、お疲れ様でした。また、沖縄パチンコ・スロット協同組合様、九州遊技機商業協同組合様におかれましては、今後もご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。今後もこの環境保全活動と、園児の育成のためにしっかりと頑張っていきます。本日は、誠にありがとうございました」と今後への想いが伝えられました。

林田 伸一副理事長の閉会挨拶
参加した組合員からは、「今年は6年ぶりの園児の参加で子どもたちが楽しそうに植付けをしてる姿が印象的でした。これからも環境保全活動を通じて未来を創る子どもたちが安心して暮らせるよう続けていきたいです」「サンゴの白化現象が進んでいることがあり、地球温暖化を防止するために、エアコン・暖房機器の効率的な使用、使わない電気は消す、温室効果ガスの排出量を減らす等、当たり前と言われていることを一人一人が考え行動することで美しい海や珊瑚、地球を守っていければと思います」との感想が寄せられました。
